汗ばんだ昨日の天気から一変、冷たい雨の一日となった水曜日。
予約していた本を取りに図書館へ出かけようと外に出たら、優しいピンク色が視界をかすめた。
馬酔木の花、いつの間に。
昨日は全然気づかなかった。休みの日で心にゆとりがあるから気づいたのかもね。
雨に濡れながら雨に震えているような花を撮った。
亡き父が、好みに任せて仕立てた我が家の庭には花が咲く木は7本。
夏頃の金柑、春のプラム、秋の金木犀に、冬のサザンカと椿、早春の馬酔木と紫木蓮。
花が少ない庭だと思っていたけれど、こう数えるとそれなりにあるのね。
どれも地味な花ばかりでそれほど好きになれなかったのが、年齢を重ねるにつれ、不思議と心がとまるようになった。
特に、時が止まったようなビリジアン一色の冬の庭に、淡いけれど鮮やかな色をのせる馬酔木は、春を迎えるごとに好きになるみたいだ。
悲しいかな少しずつ枯れていくわたしに、瑞々しい何かを分けてくれているのかも知れない。
なーんて思ったりして。
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