
T-Verで気になってた草彅剛くんのドラマ『終末のロンド』を観ている。
妻を亡くし、シングルファーザーとして生きる遺品整理人が、遺品に刻まれた“最期の声”に耳を傾け、残された者へのメッセージを解き明かす。
草彅くんがとても良い。彼以外にこの役は考えられないほど、ぴったりだと思う。
遺品整理人というと、亡くなった方の所有物を片付けるとばかり思っていたが、このドラマでは草彅くん演ずる鳥飼は、風吹ジュンさん演ずるこはるに、生前整理の依頼を受ける。末期がんの宣告を受けているこはるは、一人暮らしで、清掃の仕事をしながら「その日」が来る前に、鳥飼と少しずつ整理をしている。
生命がもうすぐ尽きる、その時期が分かっている、その状態で日々暮らしていくってどういう気持ちになるだろう。
死を想うと、一瞬一瞬がかけがえのない大事なんだと、言葉ではなく細胞レベルで刺さるように感じたのは、還暦を過ぎた年齢のお陰もあると思う。
そして、わたしの最後を思った。どんなこと思うかな、今、死んでしまうとしたら、どんなこと思うかなって想ってみた。
この世界は美しかったな。美しいもの、たくさん観れた、感じられた。そして良き人に恵まれたな。今はもう交流がない人ばかりだけど、一人一人に思ってるよ。
あなたに会えて、良かった。あなたに会えて、あなたと仲良く出来て、本当に幸せだった。嫌なことも、良いことも、全部にありがとう。わたし、愛に包まれてた。みんなの思いやりに包まれてた。幸せな人生だった。
不幸せは、全部自分が起こしていたものだった。全部わたしが作り出していたものだった。
わたしが忘れてしまっている人々へも、一瞬だけの人へも、ありがとう。
美しい世界を見せてくれた、大いなる存在へ、ただただありがとう。
幸せだった、ただそれだった。
そう全力で感じられた、わたしが嬉しかった。
今は辛くて苦しいけれど、苦しさも辛さも出てこなくて、楽しかったこと、美しかったこと、ありがとうの気持ちが溢れ出して、それに満たされた。
そんな自分が、嬉しかった。
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