たわむれ日記

たわむれに いろいろ書き散らします

猫好きだけどアレルギー

バリ島 ウブドの眠り猫

先日のこと。
雨戸を閉めようと応接間の窓を開けたら、塀の上に黒茶の野良猫がまどろんでいた。

この猫とは顔見知りで、我が物顔で庭を闊歩し、一度なんか掃き出し窓を開けっ放しでちょっとした植物の世話をしていたら、家の中に入り込んでおり座布団をふんふん嗅いでいた。
びっくりして「あっ」と言ったら脱兎の如く逃げ去って。

ここら辺は住宅地で緑も多いせいか、外で猫たちをよく見かける。
ここ数日は雨続きで、そんな時ふと思う。野良たちは何処にいるんだろう。
濡れない乾いた良い場所を知っていて、そこで静かに微睡んでいるといいな。

都会や車の通りが激しい地域では、猫は家の中だけで飼うのが当たり前なんですってね。

数年前に、さだまさしさんの関白宣言の替え歌で、『家猫を外に出してはならない」と歌っていて耳を疑った。

え、どういうこと?
家と外を自由に行き来し動き回るのが猫じゃないの?

我が家の周りで見る猫には首輪がついているのが数匹いる。
秋谷に住む知人の猫たちは野性味あふれ、すぐ裏の山を縄張りにしていて、いろんなものをくっつけてほこりだらけで帰ってきてびっくりしたこともある。

憤慨して友人に言ったら教えてくれた。
今は衛生的な観点や、危ないものを口にしてしまったり、往来の激しい通りでは轢かれてしまう危険もあるから、外に出さない方が良いみたいよ。
・・・そうなんだ。。。

猫も受難の時代なのね。

我が家の周りの猫たちはそう考えると自由を謳歌できて良かったね。

 

アイコンに猫を使うほどわたしも猫が好きで飼いたいのだが、隣に住む兄は喘息持ちで、わたしはアレルギーを持っている。

ヨーガを始めてからはかなり良くなったのだが、一日も一緒にいると鼻炎が始まり、猫を撫でた手で顔を触ろうものなら、涙ぽろぽろ、白目がぶよぶよと膨れ目が開けられなくなる。

それでも可愛いからつい、触っちゃうし撫でちゃうし、膝や腕の中でゴロゴロと音を立てながら眠られちゃうとメロメロになってしまう。

大好きだけどアレルギー。これほど悲しいことはない。

 

息子も猫アレルギーだったのだが、結婚し奥さんの家族とその猫と暮らし始め、最初は大変そうだったが今はもうアレルギー症状はない。

本人も嬉しそうで、慣れだね、なんて言っている。

わたしも猫と一緒に暮らしたら慣れるのかな。。そうだといいな。