新月の朝。
旧暦葉月一日を八朔と呼び、江戸の昔の吉原遊廓では遊女達が白い綿入れを着てもてなす習わしがあったそうだ。旧暦の八月とはいえまだ暑かったろうに。もし今年のような気候だったらまるで我慢大会の様相だな。。
9月も半ばとなり、ようやく秋の気配を感じられるようになった。
午後遅く、少しだけ庭の手入れを。
きゅうりを這わせていた網を片付け、瀕死のトマトを抜き、マルチにしていた藁を土にすき込んだ。
零れ種でそこかしこに育っているホーリーバジルは青虫にやられ、無惨な状態になっている。花や葉を巻き込んで巣が無数に出来ていた。
うーむ。。可哀想だけど、その部分を刈り込み、脇芽が育つように仕立てた。
零れ種で育ったホーリーは強い。
水と日当たりさえ良ければ、この地では初冬まで咲く。
カプールという品種なので、手入れをしていると甘い香りが辺りに漂う。
胸いっぱいに吸い込む。
虫がいない綺麗な花穂を選び、お茶にした。
やさしい味わい。
蚊避け虫除けで長袖長ズボンで作業をするので終わる頃には全身汗みずく。
シャワーを浴びたところで力尽きてしまい、料理をする気力がなくなった。
思いついてモスバーガーへ。
ソイのスパイシーモスチーズとフレンチフライ、豆腐サラダ(これは作った)梨、それにボトル半分残っていたCAVAで夕飯にした。
いい感じで酔う。
明日からしばらくお酒を断つので、味わって飲んだ。
夜は陰ヨガをした。気付いたら1時間以上経っていて驚いた。
新月だから集中しやすいんだろう。
今年は体の変化をしみじみ感じる。もう若くは無いのだ。労ってあげないとね。