たわむれ日記

たわむれに いろいろ書き散らします

夏支度、蝉の声

神奈川県の海沿いの町は、海からと山からの風が涼を運んでくれるので、都会よりさほど気温が上がらず過ごしやすいのだが、とうとうこの地でも気温30度を超えた。

自室の窓の下、東側の家の屋根からの反射熱もヤル気を出して来たので、新しい簾を下げた。
南側のベランダに面した掃き出し窓の外にも、簾の屋根を作った。
これで多少は暑さをしのげるが、真夏は一階の和室に逃げることになる。

窓の外に簾が下がるだけで、自室がまるで海の家のよう。夏を楽しむ気分が一気に盛り上がる。
さらに床のカーペットも外し、寝具も麻混に変え、すっかり夏の部屋へ。

今年のビーサンはすでに買って、この間おろした。
夏の間はほぼ足元はビーサンで、ワンシーズンで履き潰してしまうので毎年新しくする。お気に入りはハワイアナスのスリム。
8月の声を聞く頃はビーサンの鼻緒の形に日焼けする。

そして昨日の朝は蝉の声を聞いた。

成虫になったばかりなのか、試すように鳴いては黙り、鳴いては黙り。

蝉の声に耳をすませ、心の中でエールを熱く送りながら、あぁ今年も夏が来たなぁとしみじみした。

いろいろあるけれど、今年もこの季節になった。
無事に梅雨が明けて夏を楽しめる自分でいよう。

そんな2023年の7月だ。