たわむれ日記

たわむれに いろいろ書き散らします

夏を楽しむピアス

マスクを着けなければ店にも入れない時期は過ぎ(それでもバッグの中にマスクを忍ばせてしまうけど^^;)ノーマスクでも正々堂々と過ごせる、久しぶりの夏。

2年ぶりに、ピアスが嬉しい夏だ。

マスクの着脱にピアスが引っかかっり失くしそうになるので、ずっと着けないでいた。クローゼットを開くたび目に入るお気に入りの揺れるピアス達。このままお蔵入りしてしまうのかな、なんて諦めた時もあったけれど。

 

ピアスは高校卒業と同時にすぐ開けた。原宿の竹下通りにあったピアスセンターみたいな店で。18金のファーストピアスが両耳に光った時は嬉しかったなぁ

その後ピアスの穴は耳珠、耳輪上部、片鼻へと増えた。

耳輪上部と鼻はインドに行った時、インド女性がしているのを見て素敵だなと思ったから。
耳輪上部は、それ用のピアスをゴクラムの街にある宝石店で買ったものを今も装着している。かなり太い。穴は帰国してから、ドラッグストアで買ったピアッサーで友達に開けてもらった。一番太いサイズにしたのだけど、インドのピアスはさらに太くて、入れるのに苦労したし馴染ませるのが大変だった。

それに懲りて、鼻と耳珠は北インドの聖地リシュケーシュの宝石店で開けた。日本よりもピアスの種類があるし、金の値段が割安だったから。
耳輪上部はかなり痛かったので、いったい鼻はどれほどかとドキドキしたが、パンっと鼻を軽く殴れられたくらいの痛さだった。開けた側の目から涙がつーっと落ちた。

そういえばリシュケーシュマーケット内にあるその店で、陰部に開けることも出来るぞと店主♂に真顔で何度か言われた。言われるたび、間髪入れずに断った。
腕は良いんだけどね、あのおじさん。
今はどうか知らないけど、外国の女性と見ればセクハラまがいの発言をしてくるインド人男性には困ったものだ。

 

北インドでは女性は左の鼻にピアスしていたので、わたしも左に。
女性はそっちなんだって。
左はイダーが流れ、陰、女性性の要素があるからだろうか。

わたしはアレルギー性鼻炎があり、鼻をかんだり点鼻薬を使う回数が多い。そのせいか、気づいたら鼻ピが外れて無くなってた。一度はそのタイミングでリシケーシュに旅したので、同じ店で装着してもらったが、再び無くし、今は私的にインドに行ける状況にないのでそのまんま。

日本で装着した方が安全じゃない?って言われるけど、鼻ピってどこで装着してくれるのかなぁ

輪っかのじゃなくて、鼻くそついてる?ってくらいの控えめな大きさの金のがいいの。良く見たら着いてるのね、って感じの。
インドでは小さな子供もピアスしていたし、鼻ピしていない女性も見なかったから、ピアスはもう伝統なのだ。女性の神様もしてるしね。だから種類も豊富。インド行きたいなぁ

ちなみにヘソは開いてない。

ヘソピも開けたいと思ったが、ヨガ友達ですでに開いてる子から色々聞いて諦めた。その子はヨガを始めるずっと前に開けたそうで、結構長い間痛むらしい。体質にもよるけど、今開けたら出来ないポーズもたくさんあるよとのことだったので。

 

常時着けている金のピアスはもう体の一部になっているが、左右の耳たぶは自由席。

せいせいとマスクを外して過ごせる夏、クローゼットの中で長い間眠っていた揺れるピアスたちの出番がやってきた。

これは葉山のおしゃれマーケットで買ったもの、こっちは茅ヶ崎のラスカで、これは鎌倉、これはインド・ゴアのサタデーナイトマーケット。どれにもささやかな思い出や物語がある。

さらっとしたインド綿や麻、透ける素材の服に揺れるピアス。
これこそ夏の醍醐味。
ピアスが楽しい夏の到来だ。