たわむれ日記

たわむれに いろいろ書き散らします

風の春

朝は雲に覆われていた空も次第に青空優勢となり晴れ上がった5月1日。

旧暦では弥生十二日

「弥」は「いや」とも読み、ますます栄え、あまねく満ちることを意味する。
庭に立つと若葉の香りがぷんと立つし、散歩していると何処からか濃厚な花の香りがする。これは、、ジャスミン

陽の光は強さを増し、つられるように風は強くなった。

 

春は風。

どんなに陽射しが暖かくても、風が強い日は油断ならない。
春特有の強い風に無防備に吹かれ続けていると、確実に冷えてしまう。日陰にいたら尚更だ。
テレビの天気予報を鵜呑みにして出かけると、この時期は失敗するから用心用心。ニュースキャスターとお天気キャスターの会話は都内が基準だからね。

トレントシェルジャケットのファスナーを顎下までグイッと引き上げ、風の中をがしがしと歩いた。

首の後ろから風が入り込み冷えると頭痛がするので、麻のストールで防備した。暑くなれば取れば良い。軽く汗はかいたけれど、ちょうど良かった。

風が強い日はトンビも遊ぶ。
ときおりひゅーんと飛ばされては 静止して
違う風に乗って また戻って

風の強い日に 鳥たちは風に乗って遊ぶのだ。
風の流れを読んで まるでサーファーがサーフィンをするように 風に乗る。
それを眺めていると、まるで自分も舞い飛んでいるような気分になる。

トンビからわたしはどんな風に見えているんだろう

鳥の視点になってみた

なんて小さなわたしだろう
でも色々あるんだ どっこいしぶとく生きてるよ

 

午後からは自室の模様替えをした。

春分の日に一度変えてみたのだけど、まだ早かったみたいで落ち着かなかった。
5月になったし、もういいかなと思って。

寒の戻りがあるからと出しっぱなしにしておいた石油ファンヒーターやアラジンも仕舞った。ラグもインド綿に変えた。

うん、いい感じ。

ゆく春を惜しみつつ、大好きなこの季節を楽しむ準備、万端だ。