この期に及んでミニトマトが元気を盛り返している。
今年、ミニトマトの苗を3本、鉢植えのベランダ栽培にした。
特に手をかけなくても水遣りさえ忘れなければ収穫を楽しめるのに、この夏は違った。
暑過ぎて花がどんどん落ちてしまったのだ。
花芽はたくさんつく。けれど貧相で元気がなく、咲いたかと思うとパラバラと落ちていく。
もしや肥料が足りないのかと、土を足したり肥料をあげたりしても効果なく、元気なのはコンパニオンプランツとして混植したスイートバジル。
ミニトマトは思い切って根本からバッサリと切り、スイートバジルの収穫を楽しんだ。
そのスイートバジルも涼風が吹くと黄色くなり香りも落ち、旬は過ぎた。
それに反比例するように、ミニトマトが復活した。
もりもり茂ったスイートバジルに隠れるように、残った株から芽をだし枝を伸ばし、i今や元気いっぱい。
もう秋だし、どこまで育つか見守っていたら、たわわに実をつけ、次々と赤くなる。
スーパーではいまだにトマトの高値が続き、なかなか手が出せないので、この恵みは有難い。
スイートバジルに栄養を取られ土も痩せているだろうから、肥料と土を継ぎ足した。
もう11月で来週には立冬を迎えるよ?
家庭菜園の先輩方に話すと驚かれ、今年は本当に異常だと口をそろえる。
いま成っている実たちがどこまで熟してくれるのか、花芽が実をつけるのか。
一日中陽当たりの良いベランダで、どこまで収穫できるか見守っていこうと思う。
久しぶりのフレッシュトマトはやっぱり美味しかった。