たわむれ日記

たわむれに いろいろ書き散らします

立冬の庭

11月7日19:45 地心黄経225度 日心黄経45度 立冬を迎えた。

和暦ではその季節の一番盛りの頃に次の季節の芽が出る と考えるので、秋の盛りの今頃に冬が目覚めるのだそう。

晩秋ですね。

我が家の庭も少しずつ衣替えをしているよう。

白百合の種が熟し割れてきた。風で揺れると飛ぶ寸法。
こんなに薄っぺらいの?って初めて見た時は驚いたけれど、その方が風に乗って行けるもんね。生命の力だ。

11月になっても咲くオールドローズ
まだ蕾を持ってる。健気で抱きしめたくなる。

鳥の落とし物で芽吹いた千両。
草取りのとき見つけて、大きくなっても邪魔にならない場所だったから、これはなんだろう?って成長を見守ってきた。
我が家は万両ばかりあるから、千両、欲しかったんだ〜

今年はジャスミンにカマキリの卵が産みつけられていた。かなり大きい。
大きなカマキリが鳥に捕食されるのを秋の初めに目撃して、生命の連鎖を思った。
去年はオールドローズに産みつけられた小さな卵からたくさんのカマキリが孵って、でも生き残れたのは少しだけで。
去年よりも大きな卵、孵る日を楽しみに見守っていこうと思う。

今年も金柑の実がたくさん付いた。去年よりはちょい少なめかなぁ
まだまだ青い実ばかりだけれど、秋晴れが続き、少しずつ黄色く熟し始めて。
金柑は鳥も狙っていて、収穫は競争になる。
いい感じに太って熟したものから鳥が突いて傷を作ったり、落としたり、食べてしまったり。
色んな鳥が偵察に来ているのが見て取れておもしろい。
まーだだよー
農薬も消毒もしていないので、鳥たちが害虫を食べてくれて有難い。
木ぜんたいに網をかけて鳥から守っているお宅もあるけれど、鳥に恩返しの意味もあって、そこまではしない。

幸せも豊かさも分かち合うものだものね。