たわむれ日記

たわむれに いろいろ書き散らします

午前5時半

昨夜も眠りが浅く何度も目が覚めた。
あまりに頻繁なものだから、ベッドサイドの灯りをつけて読書の続きなんかもした。
横たわりながら読んでいると、ふっと眠りの波がきて、灯りを消した。

いったい何度目になるのか、目が覚めてがばっと起きてベッドに座り、足の裏でカーペットの肌触りに癒されながら、意外と寒くないなとぼんやりした。

枯れた木立の中にいると何度か野外フェスに一緒に行ったことのある仲間たちがやってきて、(何故か)一瞬隠れるものの見つかってしまうという夢を見た。
きまり悪さを隠しながら、あぁこの森の向こうでLabyrinthやってたんだよね、どうだった?と仕方なく話しかけると、氷のように冷淡にあしらわれてしまい、身の置き所がないという悲しい内要。

真っ暗な部屋で夢を反芻しながら何時だろうとスマホを見ると、もう朝の5時を過ぎていた。5時22分だったような気がする。

夏ならば夜が明けて活動を開始している時間。

部屋を満たす闇に深まる冬を感じた。

視界の端に何かを捉え、窓を見やると、ブラインドの隙間から細い月が見えた。
細いのに、意外なほど強く光っていて。

ブラインドを上げ、窓を開けた。一瞬の間をおいて外の冷えた空気が部屋に流れ込む。
でも、それほど寒くはない。

三日月の左下に月よりも強く明るく輝く星があった。
その斜め上にも明るい星があった。

月と星があまりに美しいので見惚れた。
ウールのストールを体に巻き付け、開けた窓から眺め続けた。

土曜日の夜明け前の町はしんと静かで、その静けさがわたしの心を落ち着けてくれたし、星々の輝きに勇気を感じた。
今あるものに、すでにあるものに気づくこと。

明るい星は金星とアルクトゥールスであると、さっき知った。

 

 

 

 

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