6月の中旬頃植え付けた夏野菜が、ようやく実をつけ始めた。
ベテランは毎年GWの頃に植えるとのこと。
わたしは春の花が散るのを待ってから土を作り場所を整えている。来年はGWに植えられるよう、春の花計画を見直そう。
今年は地植えできゅうりと中玉トマト、ベランダ菜園でミニトマト、茄子、スイートバジル、新たにズッキーニにも挑戦している。
ズッキーニは雄花と雌花があり、受粉が必要だが、雄花と雌花のタイミングが合わず、この前やっと不恰好ながら1本実った。オリーブオイルで炒めて塩をふって食べた。
それ以降、雄花だけだったり雌花だけだったり。ハラハラしながら見守っているのだが、夏も盛りになって実りの兆しが。
茄子は2回目で、去年は小さいのが一つ出来ただけで、いつの間にか枯れてしまった。
よくよく調べたら、鉢が小さ過ぎたのと、肥料を与えなかったから。
今年は幅も深さも十分あるプランターに1株ずつ、虫が付いたら手で取って、実り始めたら肥料もあげてと頑張ったら勢いが増し、次から次へと実をつけた。
今までは植えっぱなしで、時々肥料をあげる程度だったが、今年は乾燥し過ぎないよう敷きわらを根本に施したり、薄めた木酢液を葉裏にスプレーしたりと手をかけている。
おかげでミニトマトに大量発生してしまうハダニは今のところ付いてない。
適切に手をかけたらそれだけちゃんと応えてくれる。
当たり前のことだけど嬉しくなる。
ただこの「適切に」の加減が難しい。
ネットで情報を得られるが、うちの場合はどうだろう。
一株一株の様子をよーく見て、手探りで試すしかない。
まるで子育てのよう。
そして毎年種を蒔き大切に育てるホーリーバジルだが、今年は庭のあちこちに自然発生し、すくすく育っていく。
ホーリーバジルはスイートバジルとは違う。別名トゥルシーと云い、インドではお茶として売られていることが多い。
自生したのはカプール、別名クリシュナで、独特の甘い香りにうっとり。
シソ科の植物が大好きなバッタに食害されながらも、たくましく育っている。
お茶にしても良いし、水出しも美味しい。
花を含めた葉を摘んで、ピッチャーに入れ水を注ぎ1時間ほどすると、香り高く美味しいハーブウォーターの出来上がり。
夏の庭はなんて豊かなんだろう。