ベランダ菜園の茄子が豊作なので、煮浸しを作ってみた。
自分で作ったのは、実は初めて。
もちろん食べたことはあるけれど、家で作ろうとは今まで思わなかった。
どうして?
きゅうりやトマトよりもマブダチじゃない感じ。
嫌いじゃないけど、茄子のカレーや麻婆茄子、ラタトゥイユや糠漬けを食べたい、と思った時に買う感じ。
亡き父が茄子の料理を好きじゃなかったから、食卓に馴染みがなかったせいかもしれない。
茄子は「水茄子」の異名を持つ通り、育てるのに水遣りと肥料がポイントになる。
と知ったのは去年のこと。
去年はそれで失敗したので、今年は気を遣ってみた。
夏を過ぎても肥料をあげて。
するとそれに応えるように、秋茄子がたわわ。
秋茄子は夏よりもジューシーで美味しいらしい。
ならばシンプルに、煮浸しにしてみよう。
献立に困ると愛用しているサイトのレシピを参考に作ってみた。
美味しいんだけど、求めていた一品ではなかった。
わたしが食べたいと思ったのは、お出汁の旨味に少しばかりの醤油、生姜がアクセントになっている味。
サイトのレシピは醤油も砂糖の量もわたしにとっては多過ぎた。
出汁に醤油を合わせる時に思ったんだよね、多いなって。
だから砂糖は半分にしてみたんだけど、それでも濃すぎる味に仕上がった。
それでも美味しいんだけどね。
冷蔵庫で一晩冷やしたのを頂くにはちょうど良い甘じょっぱさ。
そう思うと、冷えた甘い清涼飲料水にどれだけの砂糖が入ってあの甘さなのか、想像するとゾッとする。飲まないけど。
初めて作ってみて、その手順やポイントは分かった。
次は自分好みの味になるよう作ってみようと思う。