午後、夕方にはまだ早いけど、陽の光が少し変わって来た頃。
ヒリヒリ痛む喉をマスクで防護し、自転車を走らせて自宅近くに戻ると、Hさん宅前がなんだか賑やか。
近づいて見ると息子さんが柿を収穫しており、おばさんとご近所のご夫婦が見上げながらわいのわいの喋っているのでした。
この時期、ご近所のそこここに柿がたわわ。
Hさん宅も前を通るたび、豊作だな〜って思ってた。
樹上の息子さんに呼び止められた。
持っていきな!たーっくさん採れたから。
ご近所のご夫婦も、美味しいのよ、頂いたのを食べたんだけど、とっても甘いの と勧めてくる。
頂き物って嬉しい反面、もらっちゃっていいのかなぁ、お返しどうしようって反射的に思ってしまう。
でもせっかくのご好意、断るのも失礼だし、何より美味しそうだし!と自転車を止めた。
庭先に入らせてもらうと、柿の木のしたにはたくさんの枝、段ボールにぎっしりの柿は入りきれず、枝がついたままデッキに山盛りになってる。
良さそうなもの好きなだけ持っていきな!
お兄さんとこにも持って行ってあげてよ。
隣家の兄宅にも気配りをしてくれ、世間話の合間にお母さんはどう?なんて心配もしてくれたり。
有難いなぁと思う。
持っていたショッピングバッグにたっぷりと頂いて来た。
兄宅には10個分け、わたしは7個頂いた。
ゴツゴツと野生味溢れる柿。
いま追熟させているところ。
そのまま頂くのも美味しいが、違う食べ方してみたいなって思ってる。
サラダにしてみようか。焼いてみようか。
おばさんによると富有柿ということだ。