たわむれ日記

たわむれに いろいろ書き散らします

脱皮失敗

カレンダーは三連休。
わたしは、いつも通り。

この地域では幸い自然災害もなく、夏の盛りの三連休、きっと暇だろうと思っていたのに、蓋を開けてみればそこそこ忙しくて、ありがたいことだ。

海の日、快晴、猛暑予報の今日はどこにも行かず引きこもる。数年前なら迷わず海へ繰り出していたのに、歳をとったってことなのかな。。
いや、前はこんなに暑くなかったもの。

ベランダや庭の植物には朝と夕方、たっぷりと水を遣る。
今朝もホースで水撒きしていたら、妙なものを見つけた。

この時期、庭のあちこちにある蝉の抜け殻。
金柑とプラムの木の間に根付いた細い百合の葉に、器用にぶら下がっている。
よくもこんな場所を選んだね!空っぽだから上手く孵化できたのだろう。

今朝5時過ぎ、庭で盛大に鳴いていた主かもしれない。

と、その横にうごめくものが。

んん?

蝉が脱皮しきれず、もがいているのだ。
途中まで脱皮したものの掴まるところがなく、そのまま乾いちゃったんだ。。。

百合の茎に掴まらせるものの、すぐに離れちゃう。
もうだいぶ弱っているのかもしれない。

葉っぱをちぎって、プラムの木に止まらせた。
よく見ると尻尾のほうがまだ殻の中で、片方の羽はおかしな形になっちゃってる。
何年も土の中にいて、やっとやっと地上に出てきたのに。なんてこった。

せめてもとプラムの木の洞におく

もっと早い時間に庭に出ていれば、何とか助けられたかな。
明るいけれど、朝5時に水を撒くとお隣にうるさいかと、遠慮しちゃったんだった。
騒音でもないのだから、思ったままにやれば良かったな。

蝉よ、ごめんね。
それも君の運命だ。。