6月21日午前5時51分 太陽黄経90° 夏至を迎えた。
今年は雨の夏至。
いつものように5時に目が覚めたものの、雨の音で二度寝を決め込んだ。
そのせいか、体が重だるい。
きゅうりを一本収穫し、水浸しの庭をぼんやり眺める。
平日休み、やりたいことはたくさんあるのにやる気が何処かへ行ってしまったみたい。
今年の夏至はこんな感じかぁ
二十四節気の大きな節目ごとに心身の状態を定点観測している。
立春、春分、立夏、夏至、立秋、秋分、立冬、冬至。
特に夏至と冬至の当日は感情気分の振り幅が大きくて不安定になりやすい。
鬱々真っ最中の頃は、暗黒どろどろなダークサイドに見事に堕ち、もがけばもがくほど苦しくて辛い、なんて底無し沼に囚われていたことも。
快癒、といって良いほど良くなったものの、ここ最近は危険信号が灯ってる。
母が急逝してしまったことが大きな要因になっているんだと思う。
仕方ないよね。
明日の晴れに期待して洗濯もせず掃除機を軽くかけただけで、動画を見たり積読の本を読んだり気ままに過ごした。
やる気が出ない日は、丁寧な暮らし系の本を読むと心のビタミン剤になるようなので、積読の山から『あしたも、こはるびより。』を選んだ。
ドキュメンタリー映画『人生フルーツ』のつばた夫妻の本である。
”ね、ね、見て見て!こーんなに丁寧で素敵な暮らしをしていまぁす♡”みたいな押し付けがましさが一切ないお二人の暮らしが心地よい。
手仕事や手間暇をかけることが好き。
ただ、自分たちが好きな暮らし方をしていたら、それが注目されてしまったお二人。
しゅういちさんがご存命の頃の暮らしが写真たっぷりに紹介されている本だった。
時おり強くなる雨音を聞きながらの読書の時間はゆったりと流れ、読み終わった頃には少し、元気が出た。
雨は午後遅い時間に上がり、青空が顔をのぞかせた。
夜は満月に限りなく近い月が明るかった。
夏至の夜は、『でんきを消して、スローな夜を』過ごしたい。
去年はうっかり忘れてしまったけれど、今年は月の光が思い出させてくれた。
部屋のあちこちにキャンドルを灯し、Apple Musicのピュア・ヨガをスマホから流しつつ、たっぷり2時間ヨガをした。
青白い月の光を浴びながら瞑想をした。
今年の夏至は、こんなふう。
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