半夏生

７月１日。
七十二候で今日は「半夏生」。
朝、和暦のノートを開いてなるほどと思う。

和暦では皐月廿六日、そういえば数日前東の空に登った月は三日月だった。

SNSで伊勢神宮の夏越の大祓の様子を見る。
美しい伝統行事、と思う反面、本来なら旧暦で行われるものなのにと残念な気持ちも交差した。
伝統行事や神事こそ、旧暦のまま行う方が、自然の摂理と同調して効果があるような気がする。

昨夜は吹き荒れる風の音で熟睡出来ず、寝た気がしない。

暴風でベランダ菜園のミニトマトの鉢が倒れ、パプリカも風に煽られて根こそぎ倒れそう。
慌ててミニトマトを起こし、少しでも風の被害が少ない場所に移動する。青いトマトの実が数個落ちていた。可哀想に、ごめんね。
パプリカに支柱を立て、麻ひもで結ぶ。根本をしっかり抑え、軒下に移動した。

庭のトマトとナスは無事、きゅうりのネットが片方外れていたのを慌てて直す。雨に打たれつつ風に煽られないように脚立に上がり、しっかり結び直した。

強風は少しずつ止んでいったが、雨は降ったり止んだり。

半夏生に雨が降ると大雨が続くと昔の人は信じ、畑の神様にお酒や麦団子をお供えしたそうだ。
西日本では大雨の被害が出ているし、能登の地震から半年、復旧も復興も遅れているとのこと。
自然よ、もう少しお手柔らかに、と祈る。

 

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