どちらでも、神様の言うとおり
って思ってたんだけど、外れてしまったら流石に呆然としてしまうわね。。。
今月22日に開催されるSANGENJAYA MUSIC FES 2024に、解散してしまったBAD HOPのYZERR 、Tiji Jojo 、Bark 、Benjazzy 、Vingoが出演するので、チケットを取りにいったのですが、順番待ちの末、完売となってしまいました。。。
お仏壇に夕方のお茶とご飯をお供えし、花器の水を取り替えているときに、チケット販売開始時間となってしまい、3分過ぎてしまってから購入ポチ。
この3分は貴重過ぎたわね。
がっかり。。。
ま、取れると思っていなかったのが半分、最近のツキの良さからもしかして、っていうのが半分。
人気アーティストが出演する少数チケットの壁は高かったです。
9月1日に開催予定だったAH1が台風で中止となってしまい、それにはYZERRとT-Pablowが出演予定だったから、そのフラストレーションもこのフェスに向ったのかも知れませんね。
実はこれもABEMAで観る予定でした。
還暦を迎えた今年の夏、わたしは出会ってしまったんです。
BAD HOPに。
今年2月に解散してしまったBAD HOPに、7月、出会うなんて。。
神様、意地悪過ぎるよ。
きっかけは、クレイジージャーニー。
お目当てはゴンザレスさんのスラム探訪で、2時間スペシャル後半のHIP HOPグループなんて全然興味なかった。
ところが彼らが登場した途端、目が離せなくなってしまって。
8人のうち7人が川崎市川崎区出身の彼ら。
川崎には縁があって、会社員をしていた2010年まで毎日通っていた。
オフィスはラゾーナ側の高層ビルにあり、通っていたヨガスタジオがCITTAにあったので週に2回は東口側に行っていたし、食事会や飲み会は線路の下を潜って京急の駅を通り過ぎ駅の反対側が会場となることが多かった。
駅周辺しか知らなくて、工場地帯があることは知ってたけれど、その周辺で暮らす人々のことなど知る由もなかった。
「イスラム国」をもじって「川崎国」と言われていたことも。
ちょうどわたしが川崎で会社員をしていた時代。
綺麗な服を着て快適なオフィスで仕事をし、休憩時間にはタリーズのカフェラテを飲み、帰りはラゾーナのtheoryを覗いたりして。
その頃、BAD HOPの彼らは中学生で地元のしがらみにがんじがらめになり、貧困と暴力の世界にいた。
彼らはわたしの息子の2コ下。
そう自覚するとたまらなくなった。
そこから抜け出すために地元の仲間と始めたHIP HOP。決して平坦な道ではなかったが、得たものは仲間と分け合い、助け合いながら成り上がっていった。
クレイジージャーニーには5年前にも出演していたらしい。あの頃は深夜に放送されていたから、待てずに寝てしまって見逃したんだと思う。
本当に悔やまれる。
5年前に知っていたら、今年解散までの5年間、彼らの成長をリアルタイムで応援できたのに。。
まぁこれも縁ですよね。
解散してしまってから出会うなんて。
もう彼らのライブを体験することが出来ないなんて。
近年通っていたのは、テクノやトランスのフェスで、HIP HOPの世界は未知。
それでも彼らが出るのなら行ってみたいと思った。
こんなに夢中になるのはティーンエイジャー以来じゃないかしらん。
見た目もカッコ良いし、音楽もカッコいい。生き方に筋が通ってる。
この歳になってHIP HOPというか、BAD HOPにハマってしまうなんて、人生わからないものですね。
様々なブログが見れます。
どうもありがとうございます。