たわむれ日記

たわむれに いろいろ書き散らします

海辺の結婚式

本人たちから来て欲しいと言われていたのに、1週間前になっても招待状が来ず、休みを取り服もレンタルしたけれど本当に招待されているのか、行ったはいいが席がなかったりして?と不安だらけだった甥っ子の結婚式。

結局、息子に招待状を送ったことで彼らの中では完了してしまっていたとのこと。
最近は紙の招待状ではなく、オンラインで行うのが主流だとか。
息子からURLが転送され詳細を知り、そして本人たち二人で訪ねて来てお詫びを入れてくれました。
あーよかった。招待されていたし、席も用意されてました。

会場は、逗子マリーナ。
甥っ子兄が5年前に挙式をしたのが鎌倉プリンスホテルで、二人とも海沿いを選ぶなんて兄弟ゆえ?
ちなみに、甥っ子の父となる我が兄は、箱根湯本の富士屋ホテル、わたしは幼い頃から夢見て憧れだった宮ノ下の富士屋ホテルで挙げました。親族を始めとする招待客の皆様は、来場するのに遠いし混雑しているしでだいぶん苦労されたようで、、そこは本当に申し訳なかった。。

親は山、子供は海。
そういえば、兄の今の趣味は登山です。

逗子マリーナなんて何年ぶりだろう。
だだっ広い駐車場に、背の高いパームツリーだかソテツだかが風に揺れていて、白い壁にオレンジ色の瓦、おしゃれな場所であることは間違いない。
夏になると、ユーミンがプールサイドでコンサート開いていた時期もありました。

あいにくの空だったけれど、曇っていても海は綺麗で空が広くて、慶びも相まってみんな終始笑顔。

息子の時は、親としての緊張と、認知症&要介護3の車椅子の母へのケア、甥っ子兄の時は認知症要介護3の両親への気遣いで、式を楽しむどころじゃなかったけれど、今回はもう両親もいません。

ただただ結婚式という一大イベントを、新郎の叔母として楽しむことができました。

ごく内輪の親族と、新郎新婦の友達が中心で、二人が来てくれた人を楽しませたい一心で趣向を凝らせたのが伝わってくる。

座席の名札は新婦の手作りで、一人一人違うメッセージが手書きで書いてある。わたしのには、お正月の集まりで作るお料理がいつも美味しいと書かれていました。
義姉はお料理上手でレパートリーも豊富、さらっと出された一品が、ここはカフェか?と見まごうほどのセンスある盛り付けと美味しさ。対して、不器用で料理が得意とは言えないわたし。
お正月の集まりのメニューもいつも悩みます。その悩みも吹っ飛ぶほど嬉しいメッセージでした。

笑いあり、感動あり。
結婚式って、良いですね。そこには祝福と感謝の気持ちで溢れてる。出席者全員が二人の幸せを願ってる。

二人を祝福するように、雲間の陽射しに海が輝き出したり。

お料理は、前菜に本マグロ、真鯛、若荷、大葉、煎り酒鴨スモーク、つの字、アスパラ
スープは干し貝柱の玉子寄せフカヒレ
魚料理が金目鯛塩面麹蒸し、地蛤、大根の含め、生海苔
肉料理が国産牛ロースのロースト、地野菜、リビエラ特製オニオン醤油
そして鯛ご飯の茶漬け仕立てに、デザートが抹茶のムース、わらび餅。

ちょうど良い量で、もちろんどれも美味しい。
わたしは海老とお肉が苦手なのですが、鴨スモークを一枚息子に食べてもらったほかは完食しました。
特に、国産牛ロースのロースト、柔らかくて臭みも一切なくて、とにかく美味しかった。お肉ってこんなに美味しいんだ!ってびっくり。
良質のお肉と、シェフの腕ですね。

孫娘たちには、お子様セットが用意されてました。
大人たちと同じように、美しく畳まれたナプキンの上に子供たちが好きなキャラクター入りのメニューがちゃんとあって、おまけにおもちゃが詰まったバッグが置かれていて、二人とも大興奮。

おそらく、子ども用メニューもおもちゃセットも、新婦が手作りしたり選んだもの。
子どもたちへの優しい想いが伝わって来ます。

お揃いのドレスが可愛すぎる

お子様メニューは子供が大好きなものてんこ盛り。特にフレンチフライが山盛りになっていて、あー分かってらっしゃる!ってお嫁ちゃんと笑い合いました。

二人の勤め先の上司の出席もない、本当に仲の良い友達だけの結婚式。
今どきはこんな感じが主流なのかな?
堅苦しいことの一切ない、笑いの絶えない、素晴らしい会でした。

招待してくれて、どうもありがとう。
これからが楽しみな二人の幸せを、いつも祈っています。

姉孫に、大きくなったらここで結婚式してばばちゃまを招待してね、って言ったら、
〇〇ちゃんハワイでするの
だって。笑

 

 

 

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