たわむれ日記

たわむれに いろいろ書き散らします

段葛の桜

髪を切りに鎌倉へ。その前に八幡さまへお詣りだ。

と、段葛の桜が見頃で、のんびりお花見をしながら歩いていたら時間となり、お詣りはヘアカット後に変更となった。

段葛の桜は数年前、老朽化ということで全て伐採され、若い樹が植えられた。
鎌倉に住んでいた頃の話で、以前の鬱蒼とした古木の桜並木や、歳月とともに趣の増した石垣や石段なんかを愛でていたので、ひどく残念に思った。

古木の味わいも格別だが、若い樹の爽やかさ、勢いというのもまた良きかな。

八幡さまへお詣りするたび、少しずつ成長していく桜を見守るのも、まるで孫の成長を見守るような気持ち、といったら大袈裟だろうか。

駅や車中でも感じたが、人出が増えた。観光客がぐぐっと増えた。特に外国の方ね。
電車に乗り込むと、香水の香りがもわっとして、ふと見ると躯体の大きな外国人のグループが楽しげに異国語で話している。

そうそう、この感じ!

鎌倉や逗子に行く時はこんな感じだったと懐かしく思い、戻ってきたなぁと嬉しくなった。

曇りがちだった空がだんだんと晴れてきた。

午前中の早い時間、桜を見上げながらのんびりマイペースで歩けるくらい空いていて良かった。
八幡さまからちょっとしたご褒美をもらったような気分。

鎌倉 段葛の桜は今が見頃。

うっとりしました。