たわむれ日記

たわむれに いろいろ書き散らします

豆まき

晴れたり曇ったりの節分。
陽が陰るととたんにグッと冷えを感じる。

今年はちゃんと豆まきしようと、豆を2種類買っておいた。
バラのと個別包装されているのと。

帰宅して明るいうちに裏口から始めた。
ドアや窓を全開にして、福は〜内、福は〜内、鬼は〜外!
思いっきりバラの豆を投げつける。

なんだかスッキリして気持ち良いぞ

だんだん声も大きくなる。

去年はしなかった。
一昨年は夜に窓も開けず小さな声でパラっと落とすように
その前は…

去年は2月の終わりにショッキングな出来事が起き、心身に深いダメージを負った。
豆まきをしなかったからとは言わないが、季節の行事を疎かにし怠惰でゆとりのない心持ちが遠因かもしれないと思い、今年は張り切った。

豆まきの声がご近所に聞こえたら恥ずかしいと思っていたけれど、そんなのいいじゃない。聞こえたっていいじゃない。だって節分の日なんだもの。

母は部屋という部屋を回って一人で豆まきしていた。
施設にいる母を思い出しながら全部の部屋を巡り、災厄が逃げていく様子を想像して盛大に撒いた。
お風呂場やトイレ、納戸は掃除が大変なので包装された豆を。

大きな声で力を込めて撒いていたらどんどん楽しくなっちゃって、ニコニコ笑いながら豆まきしてた。そんな自分がまたおかしくて、ますます笑った。

そういえば初孫ちゃんはどうしただろう。
去年は息子手作りの鬼の面が大人から見ても不気味で恐ろしく、初孫ちゃんはこわいーごわいー!とギャン泣きして豆まきどころではなかった。笑

トラウマになっちゃうんじゃないの、と皆んな心配したのだが、その時の動画をおねだりして時々見ているそうだ。怖いもの見たさ?

夜遅く息子が写真と動画を共有してくれて、さっそく拝見。
今年は息子が鬼の面を被るところを初孫ちゃんに見せ、鬼さんが来れないからパパが代わりに鬼さんのお面をかぶるよ、と話していた。

及び腰だった初孫ちゃんもパパの鬼なら怖くないと、今年は一生懸命豆まきしていた。
良かった!

無病息災、家内安全。

今年はちゃんと節分を楽しんだ自分に二重丸だ。