たわむれ日記

たわむれに いろいろ書き散らします

大寒

冷え切った部屋が暖房で暖まるまでベッドに潜り込む。
いつの間にか眠る。くぅーっと深く入る。
ハッと目が覚める。時計を見ると20分くらい。
20分とは思えないほど充実した二度寝だった。

東南角部屋の自室に生まれたばかりの朝の光が差し込んでいた。
光の中、ベッドの上で朝の瞑想をする。
瞼の裏のオレンジ色。
眉の間、10センチ先に視線を定める。
心の視線もそこへ向かう。

15分の瞑想を終え目を開けると、部屋の中は眩しく陽光に溢れぽっかぽか。

水耕栽培をしているヒヤシンスの花がまた少し、伸びていた。
顔を近づけると、もうすでに良い薫りでうっとりしてしまう。
甘い香りで部屋が満たされるのが待ち遠しい。

自室は暖か過ぎて根腐れの心配があるので
水を替えたらベランダに出し、寒さに当てる。

鉢に植えたヒヤシンスは、今ようやく小さな芽が出てきたところ。
チューリップやクロッカスはまだ。

旧暦で今日は師走二十九日。
師走の別称は春待月。