たわむれ日記

たわむれに いろいろ書き散らします

師走の夜散歩

押し詰まって参りました。

昨日は玄関周りと床の間を掃除し清め、お飾りや鏡餅などを設置し、庭の草取りや野鳥が食い荒らした金柑の実を拾った。

今日は長年気になっていたデスク周りと押し入れの片付けと整理。合わせて2階の6畳和室と息子の混沌とした部屋も少しだけ。

そういえば今日は今年ハマった大河『鎌倉殿の13人』の総集編が放映されるはず。テレビ表をチェックしたらもうすでに始まっていた。

テレビを付けっぱなし、離れていても声が聞こえるようにして片付けと掃除を進めた。時々テレビの前に釘付けになりながら。

午後〜夕方にかけ一挙放送、ってんで楽しみにしていたのだけど、あらま短縮版だったのね。。本当に見たかったシーンはごっそり削られていて悲しいやらホッとするやら。

とにかく人が死に過ぎるし、死ななければならない過程も辛過ぎる。

ダイジェスト版になることで、傷がえぐられ過ぎることもなく見守れた。

陽が落ちてからお節料理の仕込みへとかかる。
今日は紅白なます、干し椎茸の含め煮、手綱こんにゃくを作った。
日持ちがして味を染み込ませたいものから順番に。

れんこんの酢の物も作るつもりだったのが、昆布出汁をうっかりしいたけの戻し汁と合わせてしまったので明日へ。

去年までは大晦日朝から晩まで一日かけて料理を作ったり仕込んでいたけれど、今年からは早め早めに動いている。

晦日をゆっくり楽しみたいから。

全てを終え、交感神経バリバリ優位を鎮めるべく、CAVAをいただいた。半分だけ飲んで、残りは明日へ。

掃除、片付けと料理で一日ちゃきちゃき動き、気づいたら何も食べてなかった。
キャベツと豆腐の炒め物を作り、甘いものが食べたくなったのでコンビニへ。

ひんやりした空気が心も体も癒してくれる。
冷たい空気にホッとする。

西の空に輝く。
月の隣の星は、金星?

冬の夜の散歩が好きだ。
空気が澄んで清々しいし、星空が良く見える。
夏の空よりもたくさんの星が見て取れるし、瞬いているのを見ると生きているよう。
いや実際、生きているんだ、どの星も。

もしかしたら同じように空を見上げて地球を眺めていたりして。

東の空には低くオリオン座。
冬の星座だ。

冬の星空はいつまでだって見ていられる。

他の季節の空よりも心に響くのは何故だろう。

 

明日はいよいよ三十日。
昼間は障子の張り替え。
夕方からは蓮根の酢の物、にんじん・里芋・ごぼう・れんこんなどの煮物をする。
合間に庭の手入れもしたいな。

今日は早く寝て、明日は早く起きよう。

明けゆく空を眺めながら熱いお茶を啜ろう。
そして一日の活力を蓄えるのだ。

 

年末のこの追い込み期間は結構好きだ。
頑張って走って、一月からはゆったり過ごす。
その日を指折り楽しむ。