海が足りないので、行ってきた。
地元の海は釣り人に人気で、海と人と街に距離がある感じで落ち着かないので、
以前住んでいた大好きな町の懐かしい海へ。
浜に降りるなり裸足になり、波打ち際を歩く。
“波打ち際をうっまく〜濡れぬよっぉにぃ〜歩くあなた〜”
反射的にユーミンの歌が浮かぶが、バシャバシャわざと濡れながら歩く。
裸足で砂浜や草地を歩くと、アースを繋いでいる感覚がする。
わちゃわちゃ付いていた余分なあれこれがスッと流れて放電され、ニュートラルに戻るみたいな。
いつだって離れているわけじゃないけれど、 Earthと自分の繋がりを肌感覚で思い出すというか。
天気雨どころか雲ひとつない秋晴れ!快晴!真っ青!
サーフィンをしている様子をぼんやり眺めようと企んでいたのだけど、波は全くありませんでした。。。オーバーくるぶし。スーパーフラット。
でも地形のせいか波音はそれなりに響く。
人のいない場所を選んで布を広げた。年々狭くなっていく浜だけれど、広過ぎず、砂がほどよく柔らかくて寛げる。ここはマイパワースポット。
んで
秋晴れの海ときたら、こーなっちゃうわけ。
間違い無いです。
ほどよく緩んだところで、ぼーーーっとする。
海と空を眺めながら波音に全てを委ねる。
全ての音を受け取らずに、通過させていくと
自分と世界との境界線が曖昧になって、空っぽになっていく。
この、空っぽの時間が必要だった。
気づいたら夕暮れ近かった。
ほぼ充電完了。