何処からかやって来た庭の白百合。
どんな草花に成長するんだろうと、草取りせず経過観察をしたのが数年前。
蕾を持って、ようやく百合だと気づいた。
それ以来、毎年の楽しみとなっている。
ちょうど月遅れ盆の頃に咲くので、仏前や玄関に飾る。
一輪の花の威力というのは凄いもので、あたりがパーっと明るくなる。
そして夜には、甘く妖しい香りを漂わせる。
楚々としていて、色気がある。
庭に咲く百合は、わたしにとってそんな花。
そんな女性になれたらどんなにか人生が変わるだろうな。。。
雨戸を開けるたび、育ち具合、蕾の膨らみ具合を見るのが楽しみな夏の盛り、
立秋の昨日、一輪めが咲いたよ。
花は野にそのまま咲くのが美しいと思うけれど、まだまだ咲くし。。
父に見せたくて、さっそく仏壇に飾った。