たわむれ日記

たわむれに いろいろ書き散らします

やる気が灯る金曜日

梅雨空はちょっとお休み

相変わらず梅雨空と思いきや、雲が切れて時々初夏の陽が差す気持ち良い金曜日。

朝陽の中、青空を眺めながらぼんやりと熱い珈琲をすすっていたら、むくむくとやる気が湧いて来た。感情気分が天気に左右されやすいのは自覚していたけれど、ここまで分かりやすいあたしって…笑

やる気の対象物があるわけじゃないんだけど、活力っていうの?この現実世界を生きるエネルギーみたいのが内側から湧いて来たと思ったら、あっという間に全身を満たしていた。

そうなると、今までいかに無気力でぼんやりしていたかが分かる。毎日生きていくだけで精一杯。楽しみや幸せを感じるけれど、「だから何だというのだろう」ペシミスト全開。たぶん今、少しずつ鬱になりつつあるんだと思う。

天気が悪い日が続きタイミングが悪いこともあるけど、今年は家庭菜園をしていないし、夏の花の種まきもしなかった。花や野菜を育てるのは昔からの趣味で、庭やベランダに花を絶やさないのに、これは異常事態。
そんな時もあるさーなんて思っていたけれど、鬱々の入り口かもしれない。

昔、鬱の闇の中に堕ちたことがあって、その時も自分が鬱になっていることすら気づいてなかった。今までの自分と違う、何か変だ、でもきっとそれは私の心が弱いせいだ、悪いのは私だ、もっと頑張らないと。で、頑張れなくて落ち込む、自己否定する、ますます心が病んで行く・・・

夜も熟睡出来ずに何度も起きて、その度に夜中爆食いしていた。夜中喰いするのを止めたくて、何より眠れないのが辛くて、大きな病院に行ってみた。案内されたのは精神科で、鬱だと診断された。

私の場合、自分じゃわからないうちに、自覚もないまま鬱になっていて衝撃だった。

でも、鬱だと病名がついたことで安心もした。

私、病気なんだ。自分のせいじゃないんだ。病気のせいなんだ!
ふっと心の重荷が無くなった。

治療を経て良くなった今があるんだけど、その時の心のクセ、思考回路のクセがまだ残っていて、気をつけないとダークサイドに居たりする。

気付かぬうちに鬱々の沼に片足突っ込んでた、ってことにもなりかねないので、何か対策しないとなーと、ちょっと気が引き締まった。

やる気スイッチが入ったから気づけたこと。良かった。。

一人暮らしはマイペースで気ままに暮らせるけれど、どこまでも怠惰になれる。ちょっと怠惰になり過ぎていたかも。それがやる気を萎えさせ、鬱々を引き込むのかも。

ちゃんと暮らそう、ちゃんと生きよう、暮らしを楽しもう。

そんな決意の金曜日。