たわむれ日記

たわむれに いろいろ書き散らします

ビニール傘の理由

持ち物は、『コレがいい!』と思う本当に気に入ったものを、大事に手入れしながら愛用したいが
傘だけはコンビニで買えるビニール傘を使っている。

薄汚れたり破れたり、柄になぜか雫が垂れて来たり、風に煽られて骨が曲がったりしたタイミングで買い換える。

家族や街ゆく人が素敵な傘をさしているのを見ると、ビニール傘がたいそう貧相に感じてちょっと恥ずかしくなる。ちゃんとした傘、お気に入りの一本を使いたいと思ったり。

でもなー

傘って盗まれるじゃないですか。

トラウマになったのは、コメダ珈琲店で、思い出のお気に入りの傘を盗まれたこと。

コメダ珈琲店の傘立てはキーがついていないタイプで、傘袋も用意されていないので店内に持ち込むこともためらわれ、不安になりつつドアの外にある傘立てにさしてきた傘を入れたんです。

小一時間滞在して外に出ると、傘が無くなっていました。

無駄とは知りつつそのあたりを探したけれど、あるはずないですよね。
コメダの店員さんに言ったけれど、どうすることも出来ないですよね。

雨はまだ降っているのに傘がない。

鎌倉の小町通りで友達と色違いのお揃いで買った傘だった。
骨が18本あるタイプで色合いも気に入って、雨の日は鬱陶しいけれど、その傘をさすと気持ちも明るくなった。

愛用の傘を盗まれた悲しさと悔しさと、憤り。

盗んだ人はどんな心境だったのだろう。
雨降っているのに、持っていったその心境はどんなもの??

自分さえ良ければどーでもいいんだろうな。

その後、街で同じ傘を何度か見たことがある。
その傘、どこで買いました?いくらでしたか?
って聞きたいほどだった。

盗んだ人なら一瞬答えに詰まると思うから。

その一件以来、傘はビニール傘。

コメダ珈琲店には行かない。
他人のものを盗むような人が出入りしているんだもの、客層が悪いような気がして。

雨の日は、入り口に傘袋が用意してあるようなカフェに入るようにしたので、いい加減お気に入りの傘を持ちたいなとは思っているんだけど。

ちょっと貧相なビニール傘だけれど、良いところもある。

風のある雨の日は、傾けても視界がよく見えるし
今年は雨の中、桜散歩を楽しんだ。

こんなおまけもついてきたり。